<プレスリリース 2023.2.17 ※2.28更新>

第19回アジア競技大会 囲碁日本代表 出場決定
2023年9月24日(日)~10月3日(火)
男子個人戦、男子団体戦、女子団体戦に出場
中国・杭州市で開催

2/27・28開催の代表予選の結果、残り代表内定選手男子1名は佐田篤史七段、女子1名は上野梨紗二段に決定
<このページ中程にて全対局棋譜再現をご覧いただけます>

一般社団法人全日本囲碁連合(東京都千代田区、滝裕子会長、小林覚副会長、正岡徹副会長)は、2023年9月23日(土)~10月8日(日)に中国・杭州市で開催される「第19回アジア競技大会」(以下、アジア大会)のマインドスポーツ競技の1つとして、囲碁が採用されたことに伴い、日本オリンピック委員会(以下JOC)を通じて囲碁代表選手8名(男子5名、女子3名)を派遣することになりました。

今回のアジア大会の囲碁競技は、9月24日(日)から10月3日(火)の期間で、男子個人戦、男子団体戦(5人制)、女子団体戦(3人制)の3種目が行われます。男子個人戦に2名、男子団体戦には5名(うち2名は男子個人戦にも出場)、女子団体戦には3名の日本を代表するトッププロ棋士がメダル獲得を目指して出場します。男子個人戦は、9月24日(日)から28日(木)の5日間、男子ならびに女子団体戦は、9月29日(金)から10月3日(火)の5日間行われます。

JOCに推薦する代表内定選手を決定する選手選考につきまして、2022年1月1日~12月31日の七大棋戦賞金ランキング(女子は女流棋戦も含む)を元に、男子団体戦に出場する5名のうち4名、女子団体戦に出場する3名のうち2名の選手が内定しました。また、残りの代表内定選手、男子1名と女子1名を決定するため、囲碁ナショナルチーム(Go・碁・ジャパン)監督・コーチが推薦する男子4名、女子2名による代表予選を2023年2月27日、28日に日本棋院東京本院にて実施いたしました。この結果、当法人からJOCに推薦する代表内定選手、男子5名、女子3名の全員が決定いたしました。なお、最終的な代表選手は、JOCの承認を経て決定いたします。

「第19回杭州アジア競技大会」男子出場内定選手

第19回アジア競技大会 囲碁日本代表 男子内定選手写真

※男子個人戦の出場選手(2名)は、団体戦出場者の中から選出

「第19回杭州アジア競技大会」女子出場内定選手

第19回アジア競技大会 囲碁日本代表 女子内定選手写真

「第19回杭州アジア競技大会」代表予選  2023年2月27日(月)・28日(火)
残り代表内定選手男子1名は佐田篤史七段、女子1名は上野梨紗二段に決定

男子予選 1回戦 2月27日(月)10:00~
棋譜ライブ中継: 佐田篤史七段 - 大竹優七段 【 佐田七段 白番中押し勝ち 】
棋譜ライブ中継: 伊田篤史九段 - 富士田明彦七段 【 伊田九段 黒番中押し勝ち 】
男子予選 代表決定戦・3位決定戦 2月27日(月)14:30~
棋譜ライブ中継: <代表決定戦> 伊田篤史九段 - 佐田篤史七段 【 佐田七段 白番中押し勝ち 】
棋譜ライブ中継: <3位決定戦> 富士田明彦七段 - 大竹優七段 【 大竹七段 黒番中押し勝ち 】
女子予選 代表決定戦 2月28日(火)10:00~
棋譜ライブ中継: 牛栄子扇興杯 - 上野梨紗二段 【 上野二段 白番8目半勝ち 】
<上記のリンクをクリックすると棋譜ライブ中継をご覧いただけます>
概要 男子の代表決定戦は、予選出場者4名による2回戦のトーナメント戦を実施。勝ち抜いた1名を内定選手とする。女子の代表決定戦は、予選出場者2名による1番勝負を実施。勝利した1名を内定選手とする。なお、男子は正選手が出場できない場合のリザーブ選手の序列を決定するため、1回戦敗退者による3位決定戦も実施する。
出場棋士 男子(4名):伊田篤史九段、富士田明彦七段、佐田篤史七段、大竹優七段
<第1回戦 対戦組み合わせ> 佐田七段-大竹七段 / 伊田九段-富士田七段
女子(2名):牛栄子扇興杯、上野梨紗二段
対局会場 日本棋院東京本院(東京都千代田区五番町7-2)
対局日時 男子予選:2月27日(月)第1回戦:10時~ / 代表決定戦・3位決定戦:14時30分~
女子予選:2月28日(火)代表決定戦:10時~
対局条件 全互先 先番6目半コミ出し 持ち時間1時間、5分前から1分の秒読み
中継・配信 ネット対局サイト「幽玄の間」と「パンダネット」で当日は手順ライブ中継を実施。全日本囲碁連合HPに後日棋譜掲載予定。

(棋士のタイトル・段位は掲載当時)

<第16回アジア競技大会 2010年11月12日~11月27日(於:中国・広州市)>

中国・広州市で行われた第16回アジア競技大会に、全日本囲碁連合(当時は任意団体)は、男子団体戦、女子団体戦、ペア碁戦の3種目に選手を派遣し、男子団体戦で銅メダルを獲得しました。
第19回アジア競技大会 囲碁日本代表 女子内定選手写真

<一般社団法人全日本囲碁連合とは>

(一社)全日本囲碁連合(Japan Go Federation 略称:JGOF)は、(公財)日本棋院、(一財)関西棋院、(公財)日本ペア碁協会の三者を中心に国際的に日本の囲碁界を代表する唯一の団体として、2019年10月に発足いたしました。国際的に日本の囲碁界を代表する団体として、囲碁競技の進化と国際的発展を推進し、囲碁を通じて国際的友好親善に貢献するとともに、日本を代表する選手等の育成強化を図り、もって世界の囲碁の振興に寄与することを目的として活動しています。

<本件に関するお問合せ先>

一般社団法人全日本囲碁連合 事務局(日本ペア碁協会内)
お電話:03-3504-0171  FAX:03-3504-0552 Eメール:info@jgof.or.jp