<プレスリリース 2022.4.25>
<2022.5.6 掲載>
OCA(アジアオリンピック評議会)より発表された「第19回アジア競技大会」の開催延期を受け、代表予選の実施は延期させていただきます。予選の実施内容や時期を含む、アジア競技大会への選手派遣に伴う対応に関しましては、本大会の延期日程なども決まりましたら、改めて決定いたします。どうぞご了承ください。
一般社団法人全日本囲碁連合(東京都千代田区、滝裕子会長、小林覚副会長、正岡徹副会長)は、2022年9月10日(土)~ 9月25日(日)に中国・杭州市で開催される「第19回アジア競技大会」(以下、アジア大会)のマインドスポーツ競技の1つとして、囲碁が採用されたことに伴い、日本オリンピック委員会(以下JOC)を通じて囲碁代表選手8名(男子5名、女子3名)を派遣することになりました。
今回のアジア大会の囲碁競技は、9月11日(日)から20日(火)の期間で、男子個人戦、男子団体戦(5人制)、女子団体戦(3人制)の3種目が行われます。男子個人戦に2名、男子団体戦には5名(うち2名は男子個人戦にも出場)、女子団体戦には3名の日本を代表するトッププロ棋士がメダル獲得を目指して出場します。
男子個人戦は、9月11日(日)から15日(木)の5日間、男子ならびに女子団体戦は、9月16日(金)から20日(火)の5日間行われます。現在当法人では、JOCに推薦する代表内定選手を決定する選手選考を実施しており、2021年1月1日~12月31日の七大棋戦賞金ランキング(女子は女流棋戦も含む)を元に、男子団体戦に出場する5名のうち4名、女子団体戦に出場する3名のうち2名の選手が内定しました。そして、残りの代表内定選手、男子1名と女子1名を決定するため、囲碁ナショナルチーム(Go・碁・ジャパン)の監督・コーチが推薦する男子4名、女子2名による代表予選を5月16日(月)・17日(火)に日本棋院東京本院にて実施いたします。なお最終的な出場選手は、JOCの承認も経て決定します。
※男子個人戦の出場選手(2名)は、現在調整中
概要 | 男子の代表決定戦は、予選出場者4名による2回戦のトーナメント戦を実施。勝ち抜いた1名を内定選手とする。女子の代表決定戦は、予選出場者2名による1番勝負を実施。勝利した1名を内定選手とする。なお、男子は正選手が出場できない場合のリザーブ選手の序列を決定するため、1回戦敗退者による3位決定戦も実施する。 |
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出場棋士 | 男子(4名):伊田篤史八段、六浦雄太七段、大西竜平七段、佐田篤史七段 <第1回戦 対戦組み合わせ> 伊田八段-佐田七段 / 大西七段-六浦七段 女子(2名):上野梨紗初段、森智咲初段 |
対局会場 | 日本棋院東京本院(東京都千代田区五番町7-2) |
対局日時 | 男子予選:5月16日(月)第1回戦:10時~ / 代表決定戦・3位決定戦:14時30分~ 女子予選:5月17日(火)代表決定戦:10時~ |
対局条件 | 全互先 先番6目半コミ出し 持ち時間1時間、5分前から1分の秒読み |
中継・配信 | ネット対局サイト「幽玄の間」と「パンダネット」で当日は手順ライブ中継を実施。全日本囲碁連合HPに後日棋譜掲載予定。 |
<第16回アジア競技大会 2010年11月12日〜11月27日(於:中国・広州市)>
中国・広州市で行われた第16回アジア競技大会に、全日本囲碁連合(当時は任意団体)は、男子団体戦、女子団体戦、ペア碁戦の3種目に選手を派遣し、男子団体戦で銅メダルを獲得しました。
<一般社団法人全日本囲碁連合とは>
(一社)全日本囲碁連合(Japan Go Federation 略称:JGOF)は、(公財)日本棋院、(一財)関西棋院、(公財)日本ペア碁協会の三者を中心に国際的に日本の囲碁界を代表する唯一の団体として、2019年10月に発足いたしました。国際的に日本の囲碁界を代表する団体として、囲碁競技の進化と国際的発展を推進し、囲碁を通じて国際的友好親善に貢献するとともに、日本を代表する選手等の育成強化を図り、もって世界の囲碁の振興に寄与することを目的として活動しています。
<本件に関するお問合せ先>
一般社団法人全日本囲碁連合 事務局(日本ペア碁協会内)
お電話:03-3504-0171 FAX:03-3504-0552 Eメール:info@jgof.or.jp